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キックオフイベントを実施しました

事務局

2024年12月21日

AIPNキックオフイベントを実施しました

キックオフイベント

2024年12月24日、AIPNキックオフイベントを実施しました。


当日は、小雨が降る中でしたが、福岡県柳川市むつごろうランドに多くの方にご参集いただきました。


開会宣言・大会趣旨説明

まず株式会社高伸鋪道代表取締役社長の高口修一さまより開会宣言をいただいたあと、

AIPN事務局の原田大輔より大会趣旨の説明がありました。

▲AIPN事務局 合同会社HGグローバルインダストリーズ代表取締役社長 原田大輔


AIPNは日本航空宇宙学会の3人の学府の理事より要請を受けて結成された民間コンソーシアムのある旨が説明されました。AIPNでは、航空宇宙産業分野の知識を深めるための勉強会やシンポジウムを計画し、通年を通じて航空宇宙産業に携わる人材の増加を目指します。この取り組みにより、誰もが手に届く宇宙の実現が可能になると考えています。さらに、民間コンソーシアムと連携するとともに、学術分野との協力関係を深め、「宇宙の街」の実現に向けた取り組みを推進していきます。



来賓のご挨拶


その後、来賓のご挨拶として、柳川市長・金子健次さまの代理である副市長・江島宏和さま、柳川市議会議員・田中康徳さま、崇城大学・下田孝幸教授、久留米市議・山崎啓文さま、新産業・エネルギー開発協会会長・松山研之さまより頂戴しました。

▲柳川市副市長 江島宏和さま

▲柳川市議会議員・田中康徳さま

▲久留米市議会議員・山崎啓文さま

▲新産業・エネルギー開発協会会長・松山研之さま

▲崇城大学・下田孝幸教授


皆さまからは、AIPN発足への温かいお祝いの言葉を頂戴しました。また、地域の発展には産業の振興が不可欠であるとのご意見や、柳川市から民間主導の宇宙産業が誕生することへの大きな期待が寄せられました。さらに、こうした取り組みが地域の活性化や新たな産業の創出につながることを期待する声も多く、今後の展望に対する熱い思いが共有されました。


スピーチ

続いて、JAXA、九州大学、崇城大学の方々より、最新の宇宙研究のお話をスピーチいただきました。参加いただいた一般の方からも質問が上がるなど活発な大会となりました。

▲JAXA追跡ネットワーク技術センターSSAチーム日南川英明さまのスピーチ

▲九州大学・地学部学生代表による「星の一生」「天体観望の最新事情」

▲崇城大学・工学部学生代表によるスピーチ


交流会

ハルマ工業代表の古賀洋介様による閉会宣言の後、会場では交流会が開催され、多くの参加者が活発に意見交換を行いました。また、会場後方には参加した大学や企業によるブースが設けられ、ロケットのモデルが展示されるなど、充実した内容となりました。



九州大学公開講座プチ天文観望会

その後、会場を屋外に移して、九州大学による公開講座「プチ天文観望会」が開催されました。


【指導】

  • 花田俊也先生「九州大学花田研究室(宇宙機ダイナミクス分野)」

  • 中島健介先生「九州大学中島研究室(大気流体力学分野)」

  • 九州大学・地学研究部


参加した方々は、九州大学さんの案内のもと、天体観測を楽しみました。望遠鏡を通して欠けた金星が姿を現した瞬間には、大きな歓声が上がり、その美しさに感動する声が聞かれました。

まとめ

大会を通じて、民間企業が主体となる宇宙産業の発展や振興の基盤が育まれ、業界全体の活性化が促進される結果となりました。また、宇宙産業における民間の役割がより一層重要視され、その可能性を広げるきっかけが生まれたと言えます。




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